四字熟語の意味と使い方
よく使われる四字熟語156の意味と使い方を、例文つきで紹介します。
あ行
- 曖昧模糊あいまいもこ物事がぼんやりしていて、はっきりしないこと。
- 悪戦苦闘あくせんくとう苦しみながら、懸命に努力すること。
- 暗中模索あんちゅうもさく手がかりのないまま、あれこれと探り求めること。
- 意気消沈いきしょうちん元気をなくして、しょんぼりすること。
- 意気投合いきとうごうおたがいの気持ちや考えがぴったり合うこと。
- 意気揚々いきようよう得意で、元気いっぱいな様子。
- 異口同音いくどうおん多くの人が、口をそろえて同じことを言うこと。
- 以心伝心いしんでんしん言葉にしなくても、心と心で考えが通じ合うこと。
- 一意専心いちいせんしんほかのことに心を向けず、ひとつのことに集中すること。
- 一期一会いちごいちえ一生に一度しかない出会い。その機会を大切にして、心をこめて向き合うこと。
- 一日千秋いちじつせんしゅう一日が千年にも感じられるほど、待ち遠しく思うこと。
- 一汁一菜いちじゅういっさい汁物ひとつとおかずひとつの、質素な食事。
- 一念発起いちねんほっきそれまでの考えを改め、あることをなしとげようと固く決心すること。
- 一部始終いちぶしじゅう物事のはじめから終わりまで。すべて。
- 一網打尽いちもうだじん悪者などを、一度にすべてつかまえること。
- 一目瞭然いちもくりょうぜんひと目見ただけで、はっきりとわかること。
- 一陽来復いちようらいふく悪いことが続いたあと、ようやくよいことがめぐってくること。
- 一蓮托生いちれんたくしょう結果のよし悪しにかかわらず、最後まで行動や運命をともにすること。
- 一攫千金いっかくせんきんひとつの仕事で、一度に大きな利益を得ること。
- 一喜一憂いっきいちゆう状況が変わるたびに、喜んだり心配したりすること。
- 一騎当千いっきとうせんひとりで千人の敵を相手にできるほど、強いこと。
- 一挙両得いっきょりょうとくひとつの行動で、ふたつの利益を得ること。
- 一生一代いっしょういちだい一生のうちにたった一度しかないような、大切なこと。
- 一生懸命いっしょうけんめい力のかぎり、真剣に取り組むこと。
- 一触即発いっしょくそくはつちょっとしたきっかけで、大変なことが起こりそうな危険な状態。
- 一所懸命いっしょけんめい命がけで物事に取り組むこと。もとは武士が一か所の領地を命がけで守ったことから。
- 一進一退いっしんいったいよくなったり悪くなったりすること。
- 一心同体いっしんどうたいふたり以上の人が、心も体もひとつのように強く結びついていること。
- 一心不乱いっしんふらんひとつのことに心を集中させ、ほかのことに気を散らさないこと。
- 一石二鳥いっせきにちょうひとつのことをして、同時にふたつの得をすること。
- 一致団結いっちだんけつ多くの人が、ひとつの目的のために心を合わせて協力すること。
- 一朝一夕いっちょういっせきひと朝かひと晩のような、ごく短い時間。多くは打ち消しの言葉といっしょに使う。
- 一長一短いっちょういったんよいところもあれば、悪いところもあること。
- 一刀両断いっとうりょうだんためらわず、思い切って物事を処理すること。
- 威風堂々いふうどうどう態度や雰囲気に威厳があり、立派な様子。
- 因果応報いんがおうほうよい行いにはよい報いが、悪い行いには悪い報いがあるということ。
- 有為転変ういてんぺんこの世のものは常に移り変わり、少しもとどまらないこと。
- 右往左往うおうさおう混乱して、あっちへ行ったりこっちへ行ったりすること。
- 栄枯盛衰えいこせいすい栄えたり衰えたりすること。人や国の勢いの移り変わり。
- 温厚篤実おんこうとくじつおだやかでやさしく、誠実で人情にあついこと。
- 温故知新おんこちしん昔のことを学び直して、そこから新しい考えや知識を得ること。
か行
- 花鳥風月かちょうふうげつ自然の美しい景色や、それを楽しむ風流なこと。
- 我田引水がでんいんすい自分に都合のよいように言ったり、行動したりすること。
- 家内安全かないあんぜん家族が皆、無事でおだやかに暮らせること。
- 完全無欠かんぜんむけつ欠点や不足がまったくないこと。
- 危機一髪ききいっぱつ髪の毛一本ほどのわずかな差で、危険に陥りそうな状態。
- 起死回生きしかいせいだめになりかけた状態を立て直し、一気によい方へ向かわせること。
- 起承転結きしょうてんけつ文章や物語の組み立て方。始まり・展開・転換・結びの四つの段階。
- 奇想天外きそうてんがいふつうでは思いもよらない、変わっていること。
- 喜怒哀楽きどあいらく喜び・怒り・悲しみ・楽しみなど、人のさまざまな感情。
- 空前絶後くうぜんぜつごこれまでにもなく、これからもないと思われるほど、めずらしいこと。
- 厚顔無恥こうがんむちずうずうしくて、恥を知らないこと。
- 公明正大こうめいせいだいやましいところがなく、公平で正しいこと。
- 五分五分ごぶごぶ力や可能性などが、同じくらいであること。
- 五里霧中ごりむちゅう様子がまったくわからず、どうすればよいか見当がつかないこと。
- 言語道断ごんごどうだん言葉で言いあらわせないほど、ひどいこと。もってのほか。
さ行
- 才色兼備さいしょくけんびすぐれた才能と美しい容姿の両方をそなえていること。多く女性について言う。
- 三寒四温さんかんしおん冬から春にかけて、寒い日が三日ほど続いたあと、暖かい日が四日ほど続くこと。
- 三位一体さんみいったい三つのものが、ひとつにまとまって協力し合うこと。
- 自画自賛じがじさん自分で自分のことや、自分のしたことをほめること。
- 四苦八苦しくはっくひどく苦労すること。
- 試行錯誤しこうさくごいろいろな方法を試し、失敗をくり返しながら目的に近づくこと。
- 自業自得じごうじとく自分のした行いの結果を、自分が受けること。多くは悪い結果に使う。
- 七転八起しちてんはっき何度失敗しても、そのたびに立ち上がってがんばること。
- 七転八倒しちてんばっとうひどい苦しみに、ころげ回ってもだえること。
- 質実剛健しつじつごうけん飾り気がなくまじめで、心も体も強くたくましいこと。
- 十中八九じっちゅうはっく十のうち八か九。ほとんど確かであること。
- 四面楚歌しめんそかまわりが敵ばかりで、味方がいない状態。
- 自問自答じもんじとう自分で問いかけて、自分で答えること。
- 弱肉強食じゃくにくきょうしょく弱いものが強いものの犠牲になること。強いものが栄えること。
- 自由自在じゆうじざい思いのままにできること。
- 十人十色じゅうにんといろ考え方や好みは、人によってそれぞれちがうということ。
- 春夏秋冬しゅんかしゅうとう春・夏・秋・冬の四つの季節。一年じゅう。
- 純真無垢じゅんしんむく心にけがれがなく、清らかなこと。
- 順風満帆じゅんぷうまんぱん物事がすべて順調に進むこと。追い風を帆いっぱいに受けて進む船のように。
- 商売繁盛しょうばいはんじょう商売がうまくいき、店などがにぎわうこと。
- 諸行無常しょぎょうむじょうこの世のすべてのものは移り変わり、永遠に変わらないものはないということ。
- 初志貫徹しょしかんてつはじめに決めた志を、最後まで貫き通すこと。
- 私利私欲しりしよく自分だけの利益や欲望。
- 支離滅裂しりめつれつまとまりがなく、筋道が通っていないこと。
- 心機一転しんきいってんあることをきっかけに、気持ちをすっかり入れかえること。
- 針小棒大しんしょうぼうだい小さなことを、大げさに言うこと。
- 新進気鋭しんしんきえい新しく現れて、勢いがよく、意気ごみがするどいこと。
- 深謀遠慮しんぼうえんりょ先のことまで深く考え、よく計画を立てること。
- 森羅万象しんらばんしょう宇宙に存在する、ありとあらゆるもの。
- 晴耕雨読せいこううどく晴れた日は畑を耕し、雨の日は家で本を読む。のんびりと心ゆくまま暮らすこと。
- 誠心誠意せいしんせいいうそや飾りのない、まごころをこめて物事にあたること。
- 正々堂々せいせいどうどう態度や方法が、正しく立派なこと。
- 清廉潔白せいれんけっぱく心や行いが清らかで、うしろ暗いところがまったくないこと。
- 責任転嫁せきにんてんか自分の責任を、ほかの人におしつけること。
- 切磋琢磨せっさたくま仲間どうしで励まし合い、競い合って、ともに向上すること。
- 絶体絶命ぜったいぜつめい追いつめられて、どうしてものがれられない状態。
- 千載一遇せんざいいちぐう千年に一度しかめぐりあえないほどの、めったにないよい機会。
- 千差万別せんさばんべつたくさんのものが、それぞれに大きくちがっていること。
- 全身全霊ぜんしんぜんれい体と心のすべての力。
- 前代未聞ぜんだいみもんこれまでに一度も聞いたことがないような、めずらしいこと。
- 前途多難ぜんとたなんこれから先に、多くの困難が予想されること。
- 前途洋々ぜんとようよう将来が大きく開けていて、希望に満ちていること。
- 千変万化せんぺんばんかさまざまに変化すること。
た行
- 大器晩成たいきばんせい大きな才能をもつ人は、時間をかけて成長し、遅れて大成するということ。
- 大胆不敵だいたんふてき度胸があり、何事もおそれないこと。
- 大同小異だいどうしょうい細かい点はちがっても、だいたいは同じであること。
- 多種多様たしゅたよう種類や形がさまざまであること。
- 他力本願たりきほんがん自分で努力せず、他人の力をあてにすること。もとは仏教の言葉。
- 単刀直入たんとうちょくにゅう前置きなしに、いきなり話の中心に入ること。
- 猪突猛進ちょとつもうしんまわりを考えず、ひとつのことに向かってまっしぐらに進むこと。
- 適材適所てきざいてきしょその人の能力や性格に合った仕事や役目につかせること。
- 電光石火でんこうせっか動きがきわめて速いこと。
- 天真爛漫てんしんらんまん飾り気がなく、明るく無邪気な様子。
- 同床異夢どうしょういむ同じ立場や行動をしていても、考えや目的がちがうこと。
- 東奔西走とうほんせいそうあちこちを忙しく走り回ること。
な行
は行
- 破顔一笑はがんいっしょう顔をほころばせて、にっこり笑うこと。
- 馬耳東風ばじとうふう人の意見や忠告を、気にとめずに聞き流すこと。
- 八方美人はっぽうびじんだれからもよく思われるように、要領よくふるまう人。よくない意味で使うことが多い。
- 波瀾万丈はらんばんじょう変化が激しく、劇的であること。
- 半信半疑はんしんはんぎ半分は信じ、半分は疑っていること。本当かどうか決めかねる気持ち。
- 美辞麗句びじれいくうわべだけを美しく飾った言葉。
- 百戦錬磨ひゃくせんれんま多くの経験を積んで、きたえられていること。
- 百花繚乱ひゃっかりょうらんいろいろな花が咲きみだれるように、すぐれた人や作品がたくさん現れること。
- 百発百中ひゃっぱつひゃくちゅう撃てば必ず当たること。予想や計画などが、すべて的中すること。
- 品行方正ひんこうほうせい行いや心がけが正しく、きちんとしていること。
- 不言実行ふげんじっこうあれこれ言わずに、やるべきことを黙って実行すること。
- 不撓不屈ふとうふくつどんな困難にもくじけず、意志を曲げないこと。
- 不老長寿ふろうちょうじゅ年をとらず、長生きすること。
- 付和雷同ふわらいどう自分の考えをもたず、人の意見にすぐ同調すること。
- 粉骨砕身ふんこつさいしん力のかぎり、懸命に努力すること。
- 文武両道ぶんぶりょうどう学問と武道(スポーツ)の両方にすぐれていること。
- 平身低頭へいしんていとう体をかがめ、頭を下げて、ひたすらあやまること。
- 傍若無人ぼうじゃくぶじんまわりの人を気にせず、勝手気ままにふるまうこと。
- 抱腹絶倒ほうふくぜっとう腹をかかえて、ころげ回るほど大笑いすること。
- 本末転倒ほんまつてんとう大切なことと、どうでもよいことを取りちがえること。